TECL テクノロジー最強3倍レバレッジETF 過去12年の長期保有で驚異的な+14706%のハイリターン!

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・この世の中はハイテク銘柄であるテクノロジー関連株が世界を牛耳っていると思っている方
・現在この世界を席巻しているテクノロジーの力に思いっきり投資をしたいと考えている方
・長期保有でS&PやQQQでは物足りず、もっと資産を大きく増やしてみたいと考えている方

まよい子

ハイテク!ハイテク!ハイテク!
とにかく、これからはハイパーテクノロジーであるApple,Microsoft,NVDIA,Paypalなどの超優良会社に投資できるETFのTECLがものすごく気になります。
長期12年で驚異的な+14706%ってほんとなの??本当ならばすぐにでも買いたいわ。

さんぺぐ

レバレッジETFのエースといえば、TECLだよね。
とにかくレバレッジETFの中でもひと際目立つハイパフォーマンスを出しているのがこのTECLなんだよね。テクノロジーに特化した銘柄で3倍のレバレッジをきかせたETFなんだけどもとても人気の銘柄なんだよね。
今回は、レバレッジETFの「TECL」について詳しく解説します。

さんぺぐ(@sunpeg1) Twitterのフォローもよろしくお願いします。

目次

1.TECLとは?

TECLの正式名称は、「Direxionデイリーテクノロジー株ブル3倍型ETF」です。
米国の株価指数S&P500を構成する銘柄のうち情報技術セクターに分類される銘柄の値動き3倍の投資成果を目指すレバレッジ型の米国ETFになります。

簡単な概要は下記です。

名称:Direxionデイリーテクノロジー株ブル3倍ETF(レバレッジ型)
運用資産総額:約1600億円
設立:2008年
経費率:1.08%
分配金利回り:0.19%

組み入れ銘柄の上位10銘柄は以下です。

TECLの構成銘柄を見るとAPPLEとMicrosoftが約43%と、半分弱を占めています。主にIT・ソフトウェアセクター金融セクター(VISA,MASTER,Paypal)と半導体セクターの3つの主力が一つになってテクノロジー銘柄として形成しています。特徴的なのは、アマゾン、アルファベット、フェイスブック、ネットフリックス、ズーム、ツイッターといったハイテクネット企業は入っていません。実態のあるハイパーテクノロジー企業群が選ばれているのではないかと思われます。

下記は、セクター別のウェイトになります。

さんぺぐ

TECLは、すでに10年間以上は経過している経験のあるレバレッジETFであることは特徴的です。
SPXL(S&P500 3倍レバETF):2008年 (資産額2000億円)
SOXL(半導体 3倍レバETF):2010年 (資産額3850億円)
TECL(テック 3倍レバETF):2008年 (資産額1800億円)

上記のETFはすでに10年以上は経過した経験のあるETFです。また資産額も十分な規模に増えてきており人気であることはよくわかりますね。

2.TECLのメリットとデメリットは?

さて、TECLのメリットとデメリットはどこにあるのでしょうか?

TECLのメリット

・12年で驚異的な+14706%のハイリターン

2008年の設立当初からのパフォーマンスは上記のグラフが示している通り約14000%と とてつもないパフォーマンスですね。12年程度の同じ期間でQQQは+1040%、VOOが+266%とこちらも十分ハイパフォーマンスですが、TECLがずば抜けてパフォーマンスが出ていますね。

TECLのデメリット

・当たり前ですが、IT・ソフトウェアセクター金融セクター(VISA,MASTER,Paypal)と半導体セクターに偏っています。分散は大きくありません。

・経費率は1.08%と少し割高。レバレッジ3倍系のETFはほぼこれぐらいです。

・当然、レバレッジ3倍ですから大きく下がる可能性もあります。

下記は、コロナショック時ですが、1株33ドル⇒1株8ドルまでに急降下し、-75%の損益を出しました。100万持っていれば、75万円が損をして、25万円になってしまっていたということです。

さんぺぐ

12年で驚異的な+14706%のハイリターンということで、史上最も高いパフォーマンスをだしたETFなのではないでしょうか。とにかくもう株式ど真ん中なこのETFはテックがなければこの成長がないと言わんばかりの成果をあげていますね。
その一方で投下している資産が半分以下に大きく目減り(-75%)することも大いにあります。この時は、コロナ前に戻るまでに6か月間かかりましたので、この6か月間を戻るまでずーと耐え続ける必要があったということになるでしょう。

3.TECLは買うべきか? 長期保有すべきか?

TECLを買うべきか?

TECL自体は上記のようにとてつもないパフォーマンスを出すETFであることはよくわかったかと思います。その上でTECLを買うべき人(ポジションを持つ人)は下記のような人になります。

1.テクノロジーセクターは今後も右肩上がりで成長すると信じて疑わない人
2.値動きの激しい暴れ馬であることを理解してホールドし続けることができる人(100万投資して、25万程度まで落ちても信じてホールドできること)

TECLを長期保有すべきか?

下記の米国株の株価総額の全体マップを見ると、TECHNOLOGY領域(赤く囲ったところ)のカテゴリーがいかに大きいのかよくわかるかと思います。

世界も先進国も米国もセクター別でみれば、テクノロジーの割合はもっとも大きいことは明白です。レバレッジETFは短期での保有を進められますが、リスクを十分理解しているのであれば、テクノロジーなくしてこの世の中の進化はありませんから長期で持ってもよいと思います。

さんぺぐ

米国株の最大セクターと呼ばれたテクノロジーセクターを押さえて、そこを3倍にするというETFは最も理に適ったところかもしれませんね。あとはそれを信じるのみ。どれほど握力強く持ち続けられるのかが重要です。

その他のレバレッジ系ETFや投資信託について

その他の人気な3倍レバレッジ系ETFとして以下のようなものがあります。

その他の日本円で購入できる2倍系の投資信託としては以下のようなものがあります。

まとめ:レバレッジの王道TECLは世界のテクノロジーの未来を3倍織り込む

ここまで、TECLについて解説してきましたのでまとめたいと思います。

まとめ

1.TECLの正式名称は、「Direxionデイリーテクノロジー株ブル3倍型ETF」です。
米国の株価指数S&P500を構成する銘柄のうち情報技術セクターに分類される銘柄の値動き3倍の投資成果を目指すレバレッジ型の米国ETF
TECLの構成銘柄を見るとAPPLEとMicrosoftが約43%と、半分弱。主にIT・ソフトウェアセクター金融セクター(VISA,MASTER,Paypal)と半導体セクターの3つの主力
2.TECLのメリットは、12年で驚異的な+14706%のハイリターン。デメリットは、3倍レバレッジの反動の大きさ(コロナショック時はー75%下落)
3.TECLを買うべき人は、(1)テクノロジーセクターは今後も右肩上がりで成長すると信じて疑わない人 であり、(2)値動きの激しい暴れ馬であることを理解してホールドし続けることができる人(100万投資して、25万程度まで落ちても信じてホールドできること)

さんぺぐ

TECL(テクノロジー3倍レバレッジ)は、今まで紹介してきた、SPXL(S&P500 3倍レバレッジ)、SOXL(半導体3倍レバレッジ)と比較すると最も効果的に照準を定めたETFとしてこれからの世界を考えれば王道を歩いていく銘柄だと思います。
なんといっても、パフォーマンスが大きすぎてもうこれ以上伸びるのか?と不安になりますが、テクノロジーの進化はまだまだ序盤といっても過言ではありません。高度なテクノロジー社会の到来を見据えて少しずつ入る銘柄としてはぜひ挑戦してみたいなと思っています。

さんぺぐ

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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