SPXLの記事がおすすめな方
「S&P 500の指数に連動する投資信託やETFをしているが物足りず、それ以上のハイパフォーマンスを目指したい方」
「SPXLとは何か、そのメリットとデメリットを知りたい方」
「長期保有でSPXLを少しずつ買いまして増やしてみたいと考えている方」
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S&P500に連動する投資信託を利用しているけれども、もっとハイパフォーマンスな成果を上げられる SPXLがすごい!って聞いたけれども本当のところはどうなの?? 怖いけれども一度やってみたいんだよね!
SPXLはS&P 500の日あたりの値動きを3倍反映したETF, 通称ブル3倍ETF、レバレッジETFと呼ばれたものです。最近はとても人気が高いETFですね。昨年のようなコロナ相場での暴落から急上昇という局面では、凄まじいパワー、ハイパフォーマンスを発揮します。どうせ投資をするならハイパフォーマンスを目指したいと思う方向けに今回はこのSPXLをご紹介します。
SPXLとは?
SPXLの正式名称は、「DirexionデイリーS&P500ブルETF(レバレッジ型)」になります。
要は、S&P500の日変動の3倍に連動するように運用される米国ETFです。
SPXLの概要は下記になります。
設定日:2008年11月5日
運用資産額:2000億円
経費率:1.01%
管理会社:ディレクション・インベストメンツ
騰落率(%)楽天証券より
1ヶ月 | 12.84% |
---|---|
3ヶ月 | 19.73% |
6ヶ月 | 64.77% |
9ヶ月 | 111.40% |
1年 | 241.10% |
2年 | 83.37% |
3年 | 109.84% |
5年 | 333.06% |
年初来 | 17.05% |
設定来 | 2,414.30% |
経費率が1.01%はやや高めですね。一般のロボット運用投資と同じくらいの手数料になります。
2.SPXLのメリットとデメリット
さて、SPXLのメリットとデメリットはなんでしょうか?
SPXLのメリット
過去10年のチャートを見ると、1600%のハイパフォーマンスを出しています。
右肩上がりで連日上昇するような相場では通常ETFよりも素晴らしいリターンをもたらしてくれます。2020年3月のコロナショック時から2021年3月に至るまではものすごい勢いで伸びています。VOOと比較してみるとコロナショック時はさすがに負けていますが、その他の部分では圧倒的なアウトパフォームをしていることがわかるかと思います。
逆にデメリットはどこにあるのでしょうか?
SPXLのデメリット
eMAXIS Slim S&P500の経費率が0.09%、約0.1%程度であることを考えれば約10倍の手数料が発生します。
日変動の3倍に連動することもあり、長期的には、S&P500の指数とは乖離していく結果になるかと思います。1日に対して3倍ですから、利益が3倍になることもあれば、損失も3倍になることもあります。
チャート図を見ていただければわかるようにコロナショック時には大きく下落していることがわかるかと思います。
3.SPXLは買うべきか?
・レバレッジ投資は基本的に順張りで投資はすべきではあります。
上昇相場続くときは、買い時であるためS&P500連動型の投資信託やETFと同様に投資を進めたいところです。どうしても、手数料が気になるかもしれませんが、レバレッジが効いた投資商品は、ハイパフォーマンスであることが最大のメリットであることから気にしなくてもいいかもしれません。
いずれにせよ、試してみることが最大の結論なのかと考えています。
どれくらいパフォーマンスはあり、コストとしてはどれくらいかかるのかを実感してみないとわからないものです。
ぜひ試してみたい方はPayPayのポイント投資で一度やってみることをお勧めします。理由は、PayPayのポイント投資のアクティブはSPXLなんですよ。やけに運用しているだけで利益が多いなと思ったところ、SPXLでした(笑)はじめてのSPXL投資にはもってこいの方法かと思います。
その他のレバレッジ系ETFや投資信託について
その他の人気な3倍レバレッジ系ETFとして以下のようなものがあります。
その他の日本円で購入できる2倍系の投資信託としては以下のようなものがあります。
4.まとめ:王道投資をてこの原理で最大化せよ
ここまで、SPXLについて解説をしてきましたが、まとめると以下になります。
1.SPXLの正式名称は、「DirexionデイリーS&P500ブルETF(レバレッジ型)」になります。
要は、S&P500の日変動の3倍に連動するように運用される米国ETFです。
2.SPXLのメリットは、強気の相場、上昇相場では非常に高いパフォーマンスを発揮すること。
デメリットは、運用コストが高い 経費率1.01%。また1日に対して利益3倍、損失3倍のようなボラティリティが非常に高い可能性がある。
3.レバレッジ投資は基本的に順張りで投資はすべき。手数料が気になるかもしれませんが、レバレッジが効いた投資商品は、ハイパフォーマンスであることが最大のメリット。まずはPayPayポイント運用のアクティブがSPXLと同等なためぜひ試してみることをおすすめします。
ぜひ試してみたい方はPayPayのポイント投資で一度やってみることをお勧めします。S&P500自体は、世界を牽引する米国株市場全体に連動する株価指数ですから半ば長期的に上昇することが約束されたようなものです。事実、過去も約150年間に渡って上昇し続けてきました。
S&P500が上昇することを前提とするならば、必然的に連動するSPXLも上昇していく可能性が高いということが言えるかと考えます。
ブル3倍ETFという商品自体は、リスクも高いですが、試してみる価値はあるかと思います。ロボアドバイザーもよいのですが、こうした強いエッジのかかった商品で投資をしてみることもまた一つ大きな経験になるのではないかと思います。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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