この記事がおすすめな方
「NASDAQの指数の強さを信じており、もっと早くその効果を実感したいと考えている方」
「レバレッジに興味があり、資産を増加させる効果を最大化させたい方」
「手数料率が最も安いにものに投資したいがそれが本当に正解?と思っている方」
この記事を書いている人はこんな人
もしよろしければ、さんぺぐ(@sunpeg1) Twitterのフォローもよろしくお願いします。
キャー!楽天レバナスでたー!手数料率が最低で大好きなレバナス投資ができるなんてすごく興味ある!!
楽天レバレッジNASDAQ-100は、手数料率が0.77%と業界最安値で2021年11月17日に設定開始しました。大和アセットが販売するiFreeレバレッジNASDAQ100と商品内容は全く同じですが、信託報酬だけが安いというのが最大の特徴ですね。本日は楽天レバナスについて詳しく解説していきます。
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)とは?
楽天レバナスとはNASDAQ-100指数(米ドルベース)の値動きに対して概ね2倍程度となることを目指した投資信託になります。
上位の企業は、下記のような革新的な技術や優れたビジネスモデルにより世界のイノベーションをけん引する企業が多く存在しています。
- アップル
- マイクロソフト
- アルファベット
- アマゾン
- テスラ
- メタ(旧Facebook)
- エヌビディア
NASDAQ100の採用基準は米国外の企業も対象であり、資本、時価総額、利益、キャッシュフロー等で構成される基準のうち一つでも満たせば赤字企業でも指数採用の対象になります。
概要: 楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)
設定日:2021年11月17日
純資産額:126億円
経費率:0.77%
わずか初月1か月程度で100億を超える純資産額を集めた楽天レバナスの人気は底知れないですね。大きな指数にS&P500指数がありますが、NASDAQ100とS&P500の大きな違いは、新興企業によく見られる積極的な投資による赤字を伴った企業でも採用の可能性があり、イノベーションの種を早期に取り入れることが期待できます。
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100) のメリットとデメリット
次に楽天レバナスのメリットについてお伝えしたいと思います。
楽天レバナスのメリット
レバレッジ系投資信託 | 手数料率 |
---|---|
楽天レバナス | 0.77% |
iFree レバレッジ S&P500 | 0.99% |
iFree レバレッジFang+ | 1.275% |
上記の表のように、楽天レバナスは、他のレバレッジ系の投資信託と比べて最も安い部類に入ります。
逆に楽天レバナスのデメリットについてお伝えしたいと思います。
楽天レバナスのデメリット
日連動での2倍を目指す投資信託ですので、上昇も2倍ですが、下落も2倍ですからNASDAQ-100指数からはズレがどうしても生じてきてしまいます。特に株価が上下してしまう日々や下降していしまうトレンドについては大きな損害を生み出すことになるので気を付けなければなりません。
下記、具体的な例ですが、1日目上昇、2日目、3日目で下降して、4日目で上昇しても、NASDAQ100指数と同じ結果にはならず、実際は、 NASDAQ100指数 のインデックス指数に負けてしまう(損してしまう)リスクがあるのです。
低減のほうは、へること、減らすことで意図的にすることや何らかの影響でそうなってしまうことを意味します。一方で逓減は、時間の経過で強制的に減ってしまうことを意味するため、このリスクは無意識減るため恐ろしいと言えるでしょう。
楽天レバナスは、まだパフォーマンスはわかりませんが わずか初月1か月程度で100億を超える純資産額を集めたことより他のレバレッジ系投資信託と比べると今後物凄い勢いで伸びていく可能性が高いですね。
ただし、忘れてはいけないのはこの逓減リスクであり、下降相場になると強制的に下落率が増大するのでそのリスクは意識しておきましょう。
楽天レバナスと大和レバナスの比較について
次に 楽天レバナスと大和レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)の比較をしたいと思います。
ちなみに 大和レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100) については下記の記事で以前取り上げています。合わせてお読みください。
楽天レバナス | 大和レバナス | |
---|---|---|
設定日 | 2021年11月17日 | 2018年10月19日 |
純資産額 | 126億円 | 1889億円 |
信託報酬 | 0.77% | 0.99% |
購入可能証券 | 楽天証券のみ可能 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券等の大手ネット会社を含めて多数 |
・大和レバナスは約1900億円の圧倒的な純資産額の大きさです。
・しかし、現状は楽天レバナスの純資産額の積み上がりスピードは100億を突破し早い。
大和レバナスは、1年あたり600億円として1か月当たりは50億円ですので楽天レバナスの増え方は約2倍速です。
・楽天レバナスの信託報酬は0.77%と大和レバナスよりも0.22%安い
・購入可能な証券は、大和レバナスのほうが幅広く買いやすい。
単純に信託報酬のみを見れば、楽天レバナスが0.77%で最安で軍配。
しかし実質の手数料に限っては信託報酬以外の運営費もかかってくるためまだわかりません。楽天証券を中心に株式投資をしている方は楽天レバナスで投資。それ以外の証券会社の方は大和レバナスでもよいかもしれません。
大和レバナスを楽天レバナスに切り替えるべきか?
結論からいいますと
・今まで購入した大和レバナスは利確しない。
・新しく購入するレバナスは楽天証券を中心に投資している方は0.77 %と信託報酬の安い楽天レバナスがおすすめ。
まず、今まで購入してきた大和レバナスを利確して乗り換える必要はありません。むしろ利確すれば、利益に対する税金が20%近く発生するためおすすめではありません。
また新しく購入するレバナスに関しては、楽天証券を中心に投資している方は信託報酬が安いという1点を取り上げて楽天レバナスに切り替えてもよいかと思います。
ネット界隈では、楽天レバナスは様子見という意見が多いのですが、わずか1か月足らずで100億の純資産額を集めた勢いをみれば、信託報酬以外の手数料という部分も1年間様子見をしなくても大和レバナスとほぼ変わらないのではないかと推測します。そうなると、信託報酬が安い1点を判断するメリットとしてもよいのではないかと考えます。
まとめ:長期積立で大きなキャピタルゲインを狙え!
ここまで楽天レバナスについて話をしてきましたので最後にまとめたいと思います。
・ 楽天レバナスとはNASDAQ-100指数(米ドルベース)の値動きに対して概ね2倍程度となることを目指した投資信託になります。
・楽天レバナスのメリットは、 手数料率がレバレッジ系投資信託の中でも安い(0.77%) デメリットはレバレッジ特性の逓減(ていげん)リスクがあること。
・ 楽天レバナスと大和レバナスの比較については、 単純に信託報酬のみを見れば、楽天レバナスが0.77%で最安で軍配。 また乗り換えるという判断は既存は大和レバナス維持で、新規乗り換えは楽天レバナスがおすすめ。
正直いいますと大和レバナスでも楽天レバナスでもそこまでパフォーマンスは変わりはないかと思います。重要なことは少しでも早く開始して、長期積み立てでレバナスを継続していくことが何より重要かと思います。
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
あなたはNadaq100投資に興味がありますか?
もしも、あなたがNasdaq100投資に興味あれば「Nadaq100投資戦略」という記事をまとめております。今まで取り上げてNadaq100系のETFや投資信託商品を独自の視点で網羅したものになります。ぜひ比較してみてあなたにとっての最適なNadaq100投資を見つけてみてください。