こんにちわ! 1%の行動があなたの未来をかえる さんぺぐ です。
火災保険は年々、保険会社各社で値上げされてこれから契約を考えている方は焦りますよね。この記事を読めば、火災保険に入る理由を知ることができ、内容を知って、どうすれば火災保険料を安くすることができるのかを知ることができます。
2021年値上げ!ほぼ義務の「火災保険」は安くできるのか?
1.火災保険とは? 対象と補償の範囲?
火災保険とは「火災や落雷、風水害などの事故によって生じた建物や家財の損害を補償する保険」です。
注意事項1.火災や落雷、風水害などの事故ですので、地震による火災、風水害は含みません。
注意事項2.建物=建物本体、門や塀、車庫、物置など「建物に付帯していて動かせないもの」
家財=家具、家電製品、衣類など「建物の中にあり動かせるもの」
火災保険の対象範囲と補償範囲とは?
火災保険の対象範囲は、「建物」だけでもいいのかと思います。「家財」は老朽化も速いので本当に高価な家具がない限りは必要ないのではないでしょうか。
火災保険の補償内容は、「火災」と名前はついていますが、かなり広範囲ですよね。ただし、地震による火災、風水害は含みません。以前、地震保険について「3人に1人は加入!地震大国日本で地震保険は本当に必要なのか?」お伝えしていますのでもしよろしければ合わせてお読みください。
2.昨今の火災保険料の値上げの背景は?
さて、昨今の火災保険の背景は、「火災・落雷・破裂・爆発」による保険金の支払額は毎年ほぼ横ばいの一方で、台風やゲリラ豪雨、豪雪といった「風災・ひょう災・雪災・水災」といった自然災害による支払額は増加傾向にあることです。
下記は2017年度までの火災保険における「保険金支払い」の推移となっています。
毎年のように台風が来て、全国各地で被害は発生していますよね。
自然災害は、温暖化の影響もあって今後も引き続き広がり続ける可能性が高そうです。自然災害による保険金の支払いが増加傾向にあることで、当然、支払う保険金が足りなくなり火災保険料の増大につながっているのです。
3.火災保険の必要性は? なぜ火災保険に入る必要があるのか?
火災保険については必要なのか不要なのか?その点について整理してみました。
実は、火災保険の加入は義務ではなく任意になります(法律上義務付けられていません)しかし、結局、住宅ローンを組む際に、部屋を借りる際には必要条件になってしまうのです。
では、この火災保険の不要論はどのように生かすべきかといえば、この点が保険料を安くする部分につながります。
4.火災保険を安くする方法とは?
さて、火災保険については保険会社の支払額が増えていることでリスク回避の方向に年々進んでいます。2015年10月には最長36年長期での一括割引支払いがなくなり、2018年頃から次々と相次いで保険会社での保険料の値上げが始まっています。
以前と比べて自然災害が多く発生するようになり、保険会社が長期の収支予測をすることが困難になったからです。
2018年6月 | 損害保険料率算出機構 参考純率 平均5.5%引き上げ |
2019年10月 | 東京海上日動・損保ジャパン・あいおいニッセイ同和損保・三井住友海上 値上げ |
2019年10月 | 損害保険料率算出機構 参考純率 平均4.9%引き上げ |
2020年1月 | セコム損保 値上げ |
2020年4月 | 楽天損保 値上げ |
2020年10月 | AIG損保 値上げ |
2021年1月 | 東京海上日動・損保ジャパン・あいおいニッセイ同和損保・三井住友海上・ソニー損保 値上げ |
では火災保険料を安くするためにはどうすればいいのでしょうか?
家に住むうえで必要条件になる火災保険は、可能な限り安くしたいですよね。
家を決めてしまったあとでは遅いのですが、家をまだ決める前であるならば、自然災害の影響を受けそうにない場所を選ぶことも大事ですね。事前に洪水ハザードマップ等は確認しておくと心強いかと思います。
まとめ:体験談 水災を外したら保険価格が1/5の価格になった
さて、ここまで火災保険についてこの記事では背景も含めて詳しくお伝えしてきました。
私が火災保険に入っている理由は、最も大きな理由は、住宅ローン契約において必要条件だったことです。
実は家自体については80%が土地代金であり、20%が建物になります。建物に関してはおよそ10年で半額以下になることもあり、建物価格よりも現預金をもっていれば自己で復旧できる金額があるため本当は不要でした。
ただ、入るからには可能な限り安くと洪水ハザードマップ上では安全だったので、補償内容から「水災」を除いたところ保険料は1/5になりました。
この火災保険は家が燃えなくても使える部分が特徴です。例えば、雷で家のインターフォンが壊れた(ショートした)ことがあり、申請したところ修理費用の3万円程の補償が全額でました。
ぜひ皆様もうまく火災保険に入り、活用できるように検討してみてください。