悩み：そろそろ投資を始めたい。口座は開始したけれども、ＮＩＳＡは使ったほうがいいのか？ＮＩＳＡは知っているけれども、ＮＩＳＡがいいのか、つみたてＮＩＳＡがいいのかわからない。ＮＩＳＡと積み立てＮＩＳＡの違いはなんでしょうか？また選ぶのであればどちらがいいのか？
解決：NISAとは何か。そしてNISAとつみたてNISAの違い、最終的にどちらがいいのかその結論をこの記事ではお伝えします。そして私の体験談もお話しますよ。
NISAとつみたてNISAの違いは？どちらがいいの？
１．NISAとは？ つみたてNISAとは？
まず、大前提になりますが、株式投資をした際に、株価が値上がりした場合に売却した際に出る利益については日本では20.315％の税金がかかります。
NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度であり、毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。つまり、利益に対しては０％の税金になる＝非課税ということになります。
つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
２．NISAとつみたてNISAの違い、メリット・デメリットは？
一般のNISAとつみたての違いを下記の表でまとめてみました。
■メリット
・年間上限額は120万円と大きい！
・国内株式・海外株式・投資信託と幅広い商品を購入できる！
■デメリット
・購入してからの非課税期間が5年間と短い
■メリット
・非課税で保有できる期間が20年と長い！
・国が定めた基準を満たした安心できるおすすめの投資信託を買える！
■デメリット
・年間上限額が40万円と小さい
・選べる投資商品が限られる（特定の投資信託のみ）
３．結論：NISAと積み立てNISAのどちらがいいのか？
またどの証券会社でやればいいのか？
さて、２.NISAとつみたてNISAの違い、メリットデメリットの比較を受けて一体どちらがいいのでしょうか？
これは正直、投資をする上で何を信じるのかご本人の哲学的な話によります。一般に株式投資で儲けるための原則は「長期・積み立て・分散投資」ということを信じるならば、「つみたてNISA」がおすすめであるといえるでしょう。
１．長期＝20年の非課税期間
２．積み立て＝スポットで買うのではなく、投資信託を積み立てる
３．分散＝分散されたいい投資信託商品に限定
３つの理由をここではお伝えしましたが、もっとも重要なのが20年という長期の非課税期間があることが最大の理由です。正直残りのふたつは一般のNISAでも選ぶことが可能です。しかしこの長期という部分はどうしてもつみたてNISAでなければ実現しない部分ですので重要です。
そして、このつみたてNISAを始めるのであれば断然「楽天証券」がおすすめ！です。
理由は以前記載したこのブログの記事「株式投資デビューをするなら「楽天証券」がおすすめ！(実録あり）」に詳しく書いていますが、毎月500P獲得できて、楽天市場の買い物が＋１倍されるので断然お得です。
まとめ：私の体験談 儲けるためには長期・積み立て・分散投資が重要！
ここまで、NISAとつみたてNISAの違いは？どちらがいいの？について考察し、最後に結論をまとめてきました。
１．NISAとは個人投資家のための税制優遇制度。つみたてNISAとは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度である。
２．NISAとつみたてNISAの違いは、主に非課税期間（5年と20年の違い）と非課税年間上限額（120万と40万の違い）と購入できる投資商品（つみたてNISAは特定の投資信託のみ）が異なる。
３．結論：つみたてNISAがおすすめ！
理由：非課税期間が20年の長期投資が可能だから
私の体験談から話をすれば、正直、2015年から5年間ずっと一般NISAでした。理由は、120万の上限額があったのでより多くの利益が得られると思って一般NISA枠を使い続けていました。ただ、やっぱり、短期間に簡単には儲かりません！！大概は、含み損を抱えながら塩漬け。2，3年後にやっと戻してゼロになり返すという日々でした。短期間の投資はどうしても含み損を抱えるリスクを抱えやすく適していません。
大事な株式投資の大原則は「長期、積み立て、分散」のこの３つです。非課税になるメリットを最大限生かして株式投資の儲けを作り出すには「つみたてNISA」一択しかないとしみじみ感じました。
ぜひ皆様もつみたてNISAを使って資産を増やす取り組みを始めてみてはいかがでしょうか？
