・世界投信?先進国投信?米国投信?いや結局GAFAMが中心なんじゃないの?と思った方
・GAFAMを個別で買えばいいけど本当にそれが正解なのか?と思っている方
・投資信託のメリットを最大限生かして資産を増やせないかと思っている方
今回紹介する投資信託は、40%もGAFAMに投資するNASDAQ指数に連動するインデックスファンドです。コア投資にきわめて近いサテライト投資として多くの方が長期で積み立て投資により資産を拡大しています。
NASDAQ100のETF版「QQQ」について知りたい方は下記の記事も合わせてお読みください。
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1.米国に投資することはGAFAMに投資すること?
「世界に投資することは米国に投資することになる」
世界に投資する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という人気の投資信託銘柄を代表で見るとアメリカが56.6%となっています。また注目したいのが情報技術セクターが20%以上であります。
以前、米国投資については、「全世界に分散投資!でも実はほぼ米国に集中投資!?私が「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)インデックスファンド」をおすすめする理由」の記事にて世界に投資することは米国に投資することではないかと同じようにご紹介しました。
そして、さらに言えることは
「米国に投資することはGAFAM(google,amazon,facebook,apple,microsoft)に投資することなる」
実は、S&P500は実はS&P500≒S&P5(GAFAM)が真実!?だという話があります。事実、上記の記事でも取り上げている「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)インデックスファンド」は、上位5社で20%以上を占めています。
世界の経済エンジンがGAFAMに集まっていることがよくわかりますね。じゃあ、GAFAMだけ買おう!ってなぜならないのでしょうか?
GAFAMだけ買おう!となる場合は、個別株を買うことになりますが一定額で買えない個別株をバラバラに買う手間、また買うバランスどうしますか?手数料が毎回かかりますよね?等 運用していくには面倒なことが多いです。
そこで便利な方法は一定額で買えて、リバランスをしてくれて、手数料がトータルで安い投資信託がおすすめになります。
2.iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとは?
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスとは「ナスダックに上場する企業のうち,金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄の数に連動する低コスト投資信託」です。※ナスダックとは、米国にある新興企業向けの株式市場の名称です。
さて、この投資信託の特徴はなんでしょうか?
・GAFAMの割合は40%以上です。S&P500よりも、より強くGAFAMの株を間接的に持つことになります。
・信託報酬は年率0.45%と低コスト。※ただしQQQの経費率0.20%が上乗せされ、実質コストは年間0.6~0.7%程度
・純資産額が303億円(2021年7月)
2020年の2月頃が20億円程度、2020年10月が111億円でしたので資産額としては急激に積みあがっていますね。
特に2020年6月、8月は10億(/月)を超える流入がありました。
運用会社において純資産額は一般に30億円以上あることが重要です。なぜなら運用会社としてこのインデックスファンドを運用する費用(コスト)に見合う金額(損益分岐点になる金額)が30億だからです。(30億円を切ると、金融機関は運用停止)
また純資産は増えていることが重要です。資金の流入が多いため安定した運用が行われる可能性が高いということがいえます。投資信託の運用成績を維持するためにはお金が必要なんです。その意味では、運用商品としても安定して成長できるいいものだと思います。
3.Nasdaq100に連動する米国ETF,国内ETFと比較
実は、NASDAQ100指数に連動したものは代表的なもので他にも2つあります。
・米国ETF インベスコQQQトラスト・シリーズ1(通称QQQ)0.275%(諸費用込0.375%)
・国内ETF 上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし(2568)※2020年9月24日上場
比較すると下記になります。
名称 | iFreeNEXT NASDAQ100 | QQQ | 上場インデックスファンド米国株式(2568) |
商品種別 | 投資信託 | 米国ETF | 国内ETF |
信託報酬 | 0.45% | 0.2% | 0.275% |
最低購入金額 | 100円 | 2万~3万(1口) | 2万(10口) |
ポイント付与 (SBI証券) | あり (0.1%) 信託報酬は、 実質0.35%程度になる | なし | なし |
結論 | 少額、積み立て投資ができる がコストは一番高い | 最も低コストだけど、 ドル転や外国税控除の手間がかかる | 手間が少なく低コストだが、 購入金額は高い。 まだ開始したばかりで 出来高も運用費用も少ない。 |
手数料を単純に比較すれば、QQQが選ばれますが、外国株ですので売買手数料がかかったり、ドル転(円からドルに換える)や外国税控除の確定申告が必要になるなど手間がかかります。その点、iFreeNEXT NASDAQ100は購入手数料が0(ノーロード)であり、定期的に少額から買い付けができるメリットがあります。
また、SBI証券であると、対象投資信託の月間平均保有額が1000万未満であれば0.1%相当のTポイントが獲得できます。
投資商品自体の違いについて話をしましたが、もはや、投資信託にするのか?ETFにするのか?の違いが大きいのではないかと思いました。長期投資で考えれば、もちろん毎年発生するコスト(信託報酬等)は重要ですが、それ以上にどういう投資スタイルで続けていくのをご自身で考えるとよろしいかと思います。
私は、投資信託という少額で手軽に始められるものでGAFAMという株を間接的に持つことができるiFreeNEXT NASDAQ100インデックスファンドは手数率も低コストで、今後のニューノーマルな世界を迎えるには最適な商品ではないかと思います。
まとめ:GAFAMがニューノーマルの世界を制覇する
さて、ここまで世界の成長エンジンは「GAFAM」を買うなら、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」がおすすめ!ということをお伝えしてきました。
1.米国に投資することはGAFAMに投資することである。
2.iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、GAFAMの割合は40%以上、信託報酬は年率0.45%と低コスト、純資産額が111億円と1年で5倍以上の資産額を増やす人気なインデックスファンド。
3.Nasdaq100に連動する米国ETF,国内ETFと比較するとコストはETFに軍配が上がるが、投資信託の手間の少なさと手軽さ(少額積み立て)を考えれば、GAFAMに投資するならiFreeNEXT NASDAQ100インデックスが最適である。
さて、世界はニューノーマルに進んでいますが、ニューノーマルが何か?といえば、それは仮想空間と現実空間がハイブリッドに存在し両方を個人が自由に行き来して選択して生きていける世界ということではないでしょうか。今までは、現実空間が主であり、仮想空間はそれを補完するものでした。しかしこのコロナの波によって大きく仮想空間の存在感が大きくなりました。もはや、仮想空間もなくてはならないものであり、今後も間違いなく伸びていく領域です。
その仮想空間を創り出し広げている代表格がGAFAMだと私は思います。
情報技術は、仮想空間での生活をする上ではなくてはならないものになりつつあり、世界は半分以上が仮想空間になれば、いつかGAFAMが半分を占めるほどになるかもしれません。ぜひ少しずつでも資産形成を始めていってはいかがでしょうか。
あなたはNadaq100投資に興味がありますか?
もしも、あなたがNasdaq100投資に興味あれば「Nadaq100投資戦略」という記事をまとめております。今まで取り上げてNadaq100系のETFや投資信託商品を独自の視点で網羅したものになります。ぜひ比較してみてあなたにとっての最適なNadaq100投資を見つけてみてください。