・投資信託で長期保有をしていきたいと考えている方
・つみたてNISAで積み立てをしていきたいと考えている方
・手数料を可能な限り抑えられる銘柄を探している方
まよい子投資信託において発生する手数料がすべてゼロ！なんて本当なの？？そんなことをしたら証券会社儲からないからやらないんじゃない！？何か裏がありそうで怖い～
さんぺぐ野村スリーゼロ先進国株式投信は、手数料といわれる毎年かかる信託報酬がゼロ、購入時にかかる購入時手数料がゼロ、売却時にかかる信託財産留保額がゼロ！ですべてゼロの投資信託商品なんです。証券会社がなぜこうしたゼロ商品を販売しているのか？については合わせてこの記事でご説明したいと思います。
野村スリーゼロ先進国株式投信とは？
野村スリーゼロ先進国株式投信 とは、日本を除く先進国の株式で構成される指数であるMSCI-KOKUSAI 指数（円換算ベース・為替ヘッジなし）の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指す投資信託商品です。※ただし、つみたてNISA専用
下記で、 野村スリーゼロ先進国株式投信 の概要を説明したいと思います。
設定開始日：2020年3月16日
純資産額：約15億円
信託報酬率：0％（ただし2030年12月31日まで10年間、それ以降は0.11％以内の予定）
国別、通貨別、業種別の割合について：国はアメリカが70％で、通貨も70％ドルです。業種別を見ると情報技術系（サービス、ソフトウェア、コンピューター系）が15％以上と大きく占めています。
組入上位10銘柄：全部で1290銘柄でGAFAM比率は15％程度でその他は広く分散されている形ですね。
さんぺぐ下記の 野村スリーゼロ先進国株式投信における直近の運用実績をみると、純資産額は順調に積みあがってきているようです。
やはり、手数料率がすべてゼロということで、一定層には人気化していることは間違いないでしょう。 野村スリーゼロ先進国株式投信 は、先進国投資株ということで、1290銘柄に分散も十分されており、GAFAMも15％以上入れており、成長率も高く安心して投資できる対象かと思います。
野村スリーゼロ先進国株式投信 のメリットとは？
次に 野村スリーゼロ先進国株式投信 のメリットについてお伝えしたいと思います。
野村スリーゼロ先進国株式投信 のメリット
この上の図のように購入時もゼロ、運用期間中も管理手数料がゼロ、そして売却時も手数料がゼロということで
こちらの 野村スリーゼロ先進国株式投信 は、つみたてNISA専用ということで、つみたてNISA認定を受けた商品となっています。こちらで積み立てを実施すれば、売却時にかかる税金（20％）はゼロになります。つまり手数料も、税金もゼロになるということで株価の上昇分（キャピタルゲイン）をそっくりそのまま獲得することが可能になります。
逆に 野村スリーゼロ先進国株式投信 のデメリットについてお伝えしたいと思います。
野村スリーゼロ先進国株式投信 のデメリット
こちらの投資信託の商品は、実は、2030年12月31日まで が信託報酬率ゼロ（％）ということになっています。 2031年1月1日以降は、信託報酬率は0.11％になりますが、それでも購入時手数料はゼロであり、売却時の 信託財産留保額 もゼロになりますので、かなり低い手数料率であることは変わりはありません。100万円投資しても、年間で1100円程度の管理手数料のみということになります。
さんぺぐ野村スリーゼロ先進国株式投信 は、実はつみたてNISA専用ファンドですので、スリー（３）ゼロではなく、フォース（４）ゼロといってもいいでしょう。投資を始めたい方にはまったく手数料がかからないということを考えれば最適な一本かもしれません。
野村スリーゼロ先進国株式投信は本当に投資してよいのか？
正直な話をすれば、同じ先進国投資のeMaxis Slim 先進国インデックスファンド、ニッセイ外国株式インデックスファンド、たわらノーロード先進国株等への投資をおすすめしたいところではありますが、いずれにせよ、下記の信託報酬率の比較にあるように、手数料率は必ず発生します。
| 野村スリーゼロ先進国株式 | ０％ |
| eMaxis Slim先進国株式 | 0.1023％ |
| ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1023％ |
| たわらノーロード先進国株 | 0.10989％ |
しかし、 野村スリーゼロ先進国株式投信 はすべてゼロであるため投資初心者としてはぜひとも投資対象としてつみたて
NISAを活用することをおすすめしたいところです。10年間はゼロですので先進国株式に投資して損をする可能性は限りなく少ないと考えます。
さんぺぐなぜ、野村證券会社はこうした商売にならない商品を用意したのかといえば、それは３つのチャネルを利用して新規顧客を獲得したい理由があるそうです。
１．シンプルな安さで惹きつけ新規顧客を獲得する手段
２．職場のつみたてNISAへの加入をきっかけにした顧客拡大
３．生前贈与の非課税枠（110万円）の活用による子や孫の顧客を獲得
大手ネット証券での取引が活発になる中で起死回生の策として出した商品であることから、バーゲンセールのような投資信託商品であるためぜひ活用できる方は活用するのがお得かと思われます。
まとめ：手数料＆税金ゼロ商品で投資をゼロからはじめよう！
ここまで 野村スリーゼロ先進国株式投信 について話をしてきましたので最後にまとめたいと思います。
・ 野村スリーゼロ先進国株式投信 とは、日本を除く先進国の株式で構成される指数であるMSCI-KOKUSAI 指数（円換算ベース・為替ヘッジなし）の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指す投資信託商品です。※ただし、つみたてNISA専用
・ 野村スリーゼロ先進国株式投信 のメリット は、 毎年かかる信託報酬がゼロ、購入時にかかる購入時手数料がゼロ、売却時にかかる信託財産留保額がゼロ！ そして、つみたてNISA認定商品であるため、税金もゼロになる！
デメリットは、 信託報酬率ゼロ（％）は、2030年までで2031年1月1日からは信託報酬率は0.11％になる
・ 野村スリーゼロ先進国株式投信 はすべてゼロであるため投資初心者としてはぜひとも投資対象としてつみたて
NISAを活用することをおすすめしたいところです。10年間はゼロですのでしっかりと分散された先進国株式に投資して損をする可能性は限りなく少ないと考えます。
さんぺぐこの 野村スリーゼロ先進国株式投信 自体は、野村證券にとって扱うことは赤字必死の商品だと思います。投資家の皆さんにとってはとてもコストパフォーマンスのいい商品だと思いますので特に初心者の方はぜひ購入をご検討してみてもよいのではないでしょうか
さんぺぐ本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
