2017年設定開始以来、最安コストでSBI証券の投資信託ランキングで1位の商品です。つみたてNISAやidecoに最適なS&P500を投資信託で持つならベストバイ!
・全世界や先進国の投資信託を購入しているけれども、成長著しい米国株式に興味がある方
・S&P500の可能性を強く信じており、S&P500連動の商品を詳しく知りたい方
・積み立てNISAやidecoなどに最適で最もコストの安い商品に投資したいと考えている方
S&P500の中で最安の信託報酬!すごい魅力的ですね。
SBI・V・S&P500はまだ2019年9月に開始されたばかりなのですが、あっという間に大人気になり資産総額は2500億円を突破しました。今回は、この大人気投資信託商品であるSBI・V・S&P500についてご紹介したいと思います。
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1.SBI・V・S&P500とは?
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざす投資信託です。
設定日:2019年9月26日
純資産額:2544億円
信託報酬率:0.0938%
セクター割合:情報技術26%、ヘルスケア13%、一般消費財12%、金融11%、コミュニケーション11%と非常に分散されており偏っておりません。
■組入上位10銘柄:GAFAMが約20%でその他の495銘柄にはほぼ均等に分散されて投資をされています。
設定日が2019年9月でまだ2年弱にも関わらず、純資産額は2500億円とすごい積み上がりをしていますね。
下記は、SBI・V・S&P500の月間の資金流入額の棒グラフになります。
月間流入額ですが、2021年4月、5月には2か月連続で200億の流入があり、急激に資産が増大していますね。SBI・V・S&P500の人気度の高さが出ていますね。
2.SBI・V・S&P500のメリットとデメリット
次にSBI・V・S&P500のメリットについてお伝えしたいと思います。
SBI・V・S&P500のメリット
下記は、S&P500商品の手数料率が最も安いTOP5を並べてみました。
S&P500 投資信託商品 | 運用会社 | 信託報酬率 |
---|---|---|
SBI・V・S&P500 | SBI証券 | 0.0938% |
eMAXIS Slim S&P 500 | 三菱UFJ国際投信 | 0.0968% |
つみたて米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | 0.2200% |
Smart-i S&P500インデックス | りそなアセットマネジメント | 0.2420% |
iFree S&P500 インデックス | 大和アセットマネジメント | 0.2475% |
eMAXIS Slim S&P 500とはTOP争いで肉薄しておりますが、それでも堂々のNo.1の最安ですね。
逆にSBI・V・S&P500のデメリットについてお伝えしたいと思います。
SBI・V・S&P500のデメリット
S&P500株価指数は多数の銘柄を対象にしているため、個別株よりも値動きが緩やかになる傾向にあり、極端に価格が変動することはあまりありません。そのためリスクを抑えつつ長期的に資産を運用するには向いていますが、逆をいえば短期的に大きなリターンを望むことは難しいのです。
デメリットは、S&P500商品すべてにいえることですので、気にしないでよいですね。
3.SBI・V・S&P500とeMAXIS Slim S&P 500を比較する
SBI・V・S&P500について、最大の競合であるeMAXIS Slim S&P 500と比較してみたいと思います。
SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim S&P 500 | |
設定日 | 2019年9月26日 | 2018年7月3日 |
純資産額 | 2544億円 | 5286億円 |
信託報酬 | 0.0938% | 0.0968% |
運営会社 | SBI証券 | 三菱UFJ国際投信 |
設定日は、SBI・V・S&P500がeMAXIS Slim S&P 500より1年ほど遅いですね。純資産額はeMAXIS Slim S&P 500が5000億を超える規模になってきています。信託報酬はもちろんSBI・V・S&P500の方が安いです。
次に下記は2021年5月31日までの月次資金流入額についてSBI・V・S&P500とeMAXIS Slim S&P500を比較したものです。
(※わざと、左と右の金額の単位幅を合わせるためにeMAXIS Slim S&P500の画像を伸ばしております)
SBI・V・S&P500は4,5月で200億円近い流入がありましたが、驚くべきは、eMAXIS Slim S&P500は4,5月で2倍の400億円近い金額が流入していることです。つまり、どちらも人気化しているのですが、eMAXIS Slim S&P500のほうが2倍の勢いで人気需要が増していることがわかります。
SBI・V・S&P500は、eMAXIS Slim S&P500よりも約1年後に設定開始していることもあり、手数料率は最安を意識してスタートしていますね。ただし、eMAXIS Slim S&P500は純資産額や月間流入額がSBI・V・S&P500よりも2倍に増加していることを考えると差が広がりつつあるのかもしれません。
まとめ:それでも、手数料率の最安のSBI・V・S&P500がいい!
ここまでSBI・V・S&P500について話をしてきましたので最後にまとめたいと思います。
・SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざす投資信託です。
・SBI・V・S&P500のメリットは、S&P500の投資商品の中で最安コスト!手数料率 0.0938%!
・SBI・V・S&P500とeMAXIS Slim S&P 500を比較すると、手数料率の安さはSBI・V・S&P500に軍配!ただし、eMAXIS Slim S&P500は純資産額や月間流入額についてはSBI・V・S&P500の2倍に増加する勢いで伸びている。
eMAXIS Slim S&P500は人気度はあなどれませんが、しかし、ほぼ同じS&P500の商品として手数料率が最安であることはSBI・V・S&P500が優位であることは変わりません。長期で積み立てをしていく上では積み立てNISAやidecoでも最適な商品かと思いますのでぜひご検討ください。