国内最大級の資産運用会社アセットマネジメントOneが運用するおすすめの先進国株式の投資信託になります。純資産1200億円を突破し「たわらノーロード」というブランドで豊かに蓄えるように積み上げる投資信託を目指す商品になります。
・分かりやすい、コツコツと蓄えることができる投資信託商品を探している方
・「たわらノーロード」という言葉を聞くけれども実際にはどんな方針なのかを知りたい方
・つみたてNISAやiDecoに利用できる長期的な投資商品を知りたい方
「たわらノーロード」というネーミングは素敵ですね。どこか堅実でコツコツしたイメージがあって信用できそう。
先進国株式投資において最近純資産を1200億円突破して順調に人気を得ているのが「たわらノーロード先進国」です。つみたてNISA,iDeCo口座にも適用OKで長期投資には向いている商品だね。
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1.たわらノーロード先進国株式とは?
たわらノーロード先進国株式は「たわらノーロードシリーズ」の一つの投資信託商品で、MSCIコクサイ・インデックスに連動した投資方針で運用し、日本を除く先進国22カ国、組入銘柄は1,300銘以上を対象としている投資信託です。
下記、たわらノーロード先進国株式の概要をまとめました。
設定日:2015年12月17日
純資産額:1289億円
信託報酬率:0.10989%
国別構成比と業種別構成比:米国が70%の投資となっています。また業種別構成比はソフトウェアサービスが12%程度でその他は比較的広く分散されているようです。
組入上位10銘柄:GAFAMは約15%程度でその他は広く分散されているようです。
“たわら”を積むというイメージが素敵ですね。まさに長期投資で備蓄しながら、たわらを増やしていくという感覚が安心をもたらします。マザーファンド規模が3494億円という巨大な額であることも安心な投資先だと考えられます。
2.たわらノーロード先進国株のメリットとデメリット
次にたわらノーロード先進国株のメリットについてお伝えしたいと思います。
たわらノーロード先進国株のメリット
多くの長期投資ができる商品はすでに購入時や売却時は手数料が無料のところが増えましたが、たわらノーロードも無料というのは嬉しいですね。
0.1%程度であれば、ほぼ最安水準といっていいでしょう。とても良心的な報酬率かと思います。
逆にたわらノーロード先進国株のデメリットについてお伝えしたいと思います。
たわらノーロード先進国株のデメリット
とてもいい商品なのですが、知名度してはあまり広く知られているものではありません。
「たわらノーロード」というネーミングはとてもいいのですが、これっといった特徴が薄いのが弱点なのかもしれません。
たわらノーロード先進国株は、たわらノーロードシリーズの中でもトップの運用残高ではあります。トップ商品ということですね。ただ、競争が激化していることもあり、2019年9月には信託報酬率を引き下げる努力はしています。これからのさらなる努力に期待したいですね。
3.たわらノーロード先進国株とeMaxis Slim 先進国株式との比較
たわらノーロード先進国株と人気のeMaxis Slim 先進国株式を比較してみました。
たわらノーロード先進国株 | eMaxis Slim 先進国株式 | |
設定日 | 2015/12/17 | 2017/02/27 |
純資産額 | 1289億円 | 2274億円 |
信託報酬 | 0.10989% | 0.1023% |
たわらノーロード先進国株は、設定日が早いにも関わらず純資産額においてeMaxis Slim 先進国株式に2倍の差をつけられています。また信託報酬率はわずかではありますが、eMaxis Slim 先進国株式の方が安い結果がわかりました。たわらノーロード先進国株も、純資産額は伸びてはいますが、eMaxis Slim 先進国株式には勝てない状況が続いています。
まとめ:つみたてNISAやiDecoで”たわら”を積み立てていこう!
ここまでたわらノーロード先進国株について話をしてきましたので最後にまとめたいと思います。
・たわらノーロード先進国株式は「たわらノーロードシリーズ」の一つの投資信託商品で、MSCIコクサイ・インデックスに連動した投資方針で運用し、日本を除く先進国22カ国、組入銘柄は1,300銘以上を対象としている投資信託です。
・たわらノーロード先進国株のメリットは、購入時の申込手数料および売却時の換金手数料が不要で信託報酬率(運用管理費用)は業界の同種ファンドと比べておおむね低水準。デメリットは、競争が激化していることもあり投資信託商品としての知名度があまりなく特徴が薄い
・たわらノーロード先進国株とeMaxis Slim 先進国株式との比較すると、eMaxis Slim 先進国株式に軍配が上がる。
たわらノーロード先進国株式は、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020では14位と健闘はしているものの他の投資信託商品との激しい競争の中でなかなか目立つことができていないのが現状です。とはいえ、先進国投資をする上での品質(手数料の安さと理念の良さ)としては十分ではあるためご本人の考え次第では検討の価値は十分あるかと思います。